第3回 医療総合支援セミナー 開催報告

2021年4月22日、第3回医療総合支援セミナーを開催しました。
今回のセミナーは、講師に柴田励司さんをお招きし、「ポストコロナ」について講演いただきました。
コロナ以前は、人が集まることでビジネスが成立していました。
しかし、従来のように集まれなくなると、これまでのような考えを捨てる必要がでてきます。
組織が持続的成長をするためには、どのような組織づくりや人材が求められるのか、今後の働き方・生き方について柴田さん自身の経験を踏まえ、わかりやすくお話いただきました。

1. 組織のあり方ついて
コロナ禍においてはこれまでのルールに縛られている発想や行動、物事の決め方から脱却し、スピードの変化に対応していくことが重要。
組織は求心力型マネジメント(上が指示して、下が実行する)から、遠心力型マネジメント(自らの判断で動く)へと働き方を変えていく。
会社が働きやすい環境を整えることで、遠心力マネジメントへと変わり組織に新たな視点や拡大をもたらしていく。
自律分散モデルという形になる。

2. 多様性の確保と受容
多様な人材が持つ個性を活かすことで、企業は強化することができると同時に、働き方の選択肢を増やすことで、優秀な人材の確保・採用できる。
また、リーダーは明確なビジョンを立てながら、チームワークのあり方を整理することで組織は活性化していく。

3. ワークライフインテグレーション
「働く、学ぶ、遊ぶ」仕事とプライベートを一体化することで、柔軟性のある働き方が可能であり、人生をより充実させる考え方で、双方にメリットがある。

セミナー後には、皆さんからご感想をいただき、「リーダーの在り方について理解が深まり、新たな気づきがありました。」「自分が経営者やトップになった時に実施するのではなく、今から取り入れていこうと思いました」「今後もシリーズ化してほしい」など、大盛況に終えました。
次回、第4回のセミナーは秋ごろを予定しております。ぜひ、ご参加下さい。

第3回医療総合支援セミナー アンケート結果
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