皆さまはホスピタリティという言葉をごぞんじでしょうか?
日本語に直すと「おもてなし」という言葉になります。この言葉は東京オリンピック招致の演説で有名になりました。
病院という言葉が英語で「ホスピタル」ということはご存知だと思いますが、なぜ「ホスピタル」というのでしょうか?もともと、ホスピタリティとホスピタルの語源は共通であり、「思いやり」や「おもてなし」という意味です。現代においては医療そのものが一昔前の医療と異なり、医療者側と患者側の相互に理解し合い、思いやりを重ね合うことで成立します。
私は2018年3月まで4年間、岐阜大学医学部附属病院長を務めて参りました。その病院において、「最高のサービスを提供する最高の病院の設立」というビジョンを掲げました。しかしながら、現在の医療福祉の現場では、それを実践することが困難であると言われています。患者と医療者のコミュニケーションを取る余裕が少ない、人材育成のノウハウもない、組織を変革する時間もないと、さまざまな理由はあるでしょう。しかしおそらくは一歩踏み出すことで大きく進歩できるのではないでしょうか。
私が設立したこの法人は患者、医療者を問わずあらゆる医療に関わる方々の悩みや心配ごとを伺います。そして直接、または間接的にお手伝いするさまざまな職種のプロフェッショナルがチームのメンバーがいます。メンバー以外にも周りの多くの人脈が助けてくれます。
医療者に対しては、医療の質の向上、職員満足度と患者満足度の向上、そして業務の効率化、職員の採用、教育、リーダー育成などにおいて、常に向上し続ける病院文化を目指す皆様をサポートしたいと願っております。
個人の皆様には適切な医療へのアクセスを得られるための支援を行います。
ぜひ私たちを信頼し、ご相談いただけますようお待ちしております。